
どうも、2週間ずっと不調気味な、カテナリーです。
普段は図書館業務や趣味などでOfficeソフトを活用している者です。
今週は久しぶりの読書ノートです。
悩みの大元は人間関係と言われる現代社会。
加えてSNSの普及に伴う「SNS疲れ」という言葉も聞かれるようになりました。
急変する社会に伴って、これまで考えられてきた心理学にも変化や特徴が現れるようになっているようです。
そんな現代社会の人間関係トラブルを回避したい方向けの本を紹介します。
ポーポーポロダクションさん作成の『ゼロからわかる オンライン&リアルのトラブルを回避 人間関係の心理学』です。
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こちらの本は全編カラーで、図解とキャラクターで分かりやすく心理学を学べる本になっています。
ビジネス向けのオンライン会議の話から、SNSの話までかなり幅広い層に対応した本となっています。
読んでみて「おぉ?」となった気づきを3つ挙げたいと思います。
変化する「承認欲求」
承認欲求は「○○○○を作りました!すごいでしょ!」といったように、自分のやってきたことに対して認めてほしいというのが一般的です。
しかし、SNSの普及で新しい承認欲求が出てきているというのです。
それはただ自分の存在を認めてほしいということ。
SNSで自分が思っていることを簡単に表に出せるようになったことが、その傾向を生んでいるそうです。
特に若い世代(私も人のこと言えない…)で広がっているそうで、新入社員の教育に手を焼いてしまう一つの要因になっているそうです。
自分も趣味の部分でそういった感情が時折出てしまうなと反省する点があります…。
なお、この承認欲求の変化で、昔から言われているマズローの欲求五段階では現代社会の心理状況に当てはまりにくくなっているそうです。
もしかしたら代わりの新しい定説が出てくる日もあるかもしれませんね。
仕事でも注意「傍観者効果」
周りに人がいると「他の人がやってくれるから大丈夫」と何もしなくなる傾向になることを傍観者効果と言います。
この心理学効果で、過去人が亡くなるといった事例もあるそうです。
この効果を聴いて自分は耳が痛くなる話だなと感じました。
事務作業でその日やらなければならないことがあるのに、部屋に複数人いるからやってくれるだろうと思って誰もやらない場面をかなり遭遇しています。
そういった時に、このバイアス(?)がかかっているんだなと意識するようにしたいと思いました。
より重視される「気持ちを切り替える」技術
個人的な話になりますが、自分はHSPという気質もあって、人一倍刺激に敏感です。
特に失敗した時は、その日のコンディションに寄りますが1日中引きずることも多々あります。
ひどい時は2,3日のレベルで落ち込むことも。
この本では、そんな気持ちを切り替えることが今非常に大切になっているといいます。
まずは相手が悪いと決めつけず、自分が落ち込んでいることを素直に受け止める。
…僕の場合は、受け止めすぎてしまうケースが特に多いのですが。
そういった場合は時間制限を設けてみるというのです。
1回5分でどこに原因があったか等を考えてみて、それでも解決しないならそこで考えるのを止める。
さらに加えて「人は思ったことを正確に言葉に表現できないものである」という認識を持っておくのもいいそうです。
これはどっちかというと感情的になりやすい誹謗中傷の場面で効果的ですかね。
もし、どうにも攻撃されてしまうのであれば、このことを頭に入れておくと少しは気が楽になるかもしれません。
まとめ
- 承認欲求は情報化社会と共に変化
- 5分の持ち時間で気持ちを切り替え
これ以外にもこの本には、オンライン会議でのコミュニケーションや人を動かすためのテクニックも書いてあります。
気になる方はぜひ手に取ってみてください。
以上、読書ノートでした。
これ以外にもExcelやPowerPointで気になることがありましたら
ぜひコメント等で書いてみてください。
答えられる範囲で答えてみます。
それではまた来週~。