
どうも、とある仕事がクライマックスだった、カテナリーです。
普段は図書館業務や趣味などでOfficeソフトを活用している者です。
今週はWordにおける丸数字について。
段落番号の機能がありますが、その中で設定できる文字に丸数字があります。
どうやら㉑以上は自動で挿入できない模様?
これに関するちょっとした検証と解決策が今週の記事です。
段落番号は「20」が限界
丸数字の段落番号を挿入して、どんどん段落を増やしてみます。

20までは丸数字が続きますが、やはり噂通り21から先はただの数字になってしまいます。
これは偶然なのでしょうか?
IMEパッドの文字一覧を覗いてみましょう。

⑳から先は(1)になっています。
さらに先を見ると1.という表記も。
これは段落番号の種類の一つにもありました。
ちなみに㉑以上の丸数字は文字コードが全然違う所にあります。
①:U+2460
㉑:U+3251
㊱:U+32B1
JIS規格の歴史の中で後から制定されたもののため、コードが飛んでしいるのでしょう。
ここでは、省略しますが昔の規格では⑳までしかなく、途中から番号が追加されたという具合かと。
21以上の丸数字列挙の仕方
では21以上の丸数字はどうやって列挙すればいいのでしょうか?
Excelの連続データ挿入でも駄目だったので、何か別のアプローチから出来ないかなぁ‥‥。
物は試しとMicrosoftのAIであるCopilotを使ってみたらどうなるかやってみました。

Unicodeがズレていても出してくれました。
じゃあ、段落番号として使えるようにしたかったのでさらに追加で。

分けて出力してくれました!
なるほど、ではこれをコピーして貼り付ければいいと!
ということでそのまま加工せず貼り付けました。

㉑以上の丸数字を箇条書きで書くことが出来ました!
貼り付けた後の書式オプションは、箇条書きとして設定されているのもありがたいポイント。
あとは、ちょっと加工すればきれいに段落番号を列挙することが出来ます。

まとめ
- 普通にやっても⑳が限界
- ㉑以上は手入力でもいいが
Copilotに出力してもらうのも手
以上、Wordの段落番号についてでした。
これ以外にもExcelやPowerPointで気になることがありましたら
ぜひコメント等で書いてみてください。
答えられる範囲で答えてみます。
それではまた来週~。