どうも、職場で体調不良者が多発して明日は我が身と思っているカテナリーです。
普段は図書館業務や趣味などでOfficeソフトを活用している者です。
先週、先々週と文字列の折り返し機能についての記事が続いています。
先々週は抑えておきたいレイアウト、先週は画像が選択できないトラブルの対処法でした。
この２つにおいて
「背面は出来る限り避けましょう」
みたいなことを言って、かなり「背面」ア●チ勢（？）とみられてもおかしくない人になっています。
今週は、そんな「背面」に対してお詫びを込めて自分なりの活用方法をご紹介します。
そもそも「背面」レイアウトって何？
文字列の折り返し機能の一種である「背面」。
レイアウトの設定画面だと次のように表示されています。
この背面は文字通り、文章の後ろに図形が来ます。
なので、文章が隠れません。(背景色、文字色では見にくくなりますが)
対称的となる「前面」は、文章の前に来るので文字が隠れてしまいます。
文章の後ろに来てしまうということは、すなわち図形の操作がしにくくなるということ。
図形が選択しずらい状態になります。
ここまでは、前回の記事でお話しした通り。
逆を言えば、図形を選択する頻繁に起きないような使い方をすればよいということです。
活用例「表紙の背景」
自分は本もしくはレポートなどでの表紙に活用できると考えています。
実際に1ページ目の表紙を、以前書いたこちらの記事も活用しながら作ってみましょう。
ワードアートで表紙の文字を挿入します。
次に図形の四角形を入れ、サイズを用紙いっぱいに広げます。
文字は隠れますが、気にせず！
色はお好みで、どうぞ。
分かりづらいですが、四角形の図形で1ページ全体を埋めています。
この状態で、四角形のレイアウトを「背面」に変更します。
隠れていたワードアートが、レイアウトを「背面」にしたことで現れました。
こんな感じの簡易的な表紙を作るのには向いていると思います。
さらにここから編集して少し凝った表紙にする際も、「背面」にしていることで、背景の前にあるワードアートや図形を最優先で選んでくれるので、作業効率もある程度上げることが出来ます。
ということで、もうちょっと志向を凝らしてこんな感じに。
1年前に撮っていた写真とイラストやを使ってそれっぽい表紙を作ることが出来ました。
複数の画像や図形を使うのでレイアウトの設定の混同に注意しましょう。
図形の四角形は「背面」で、写真は「前面」でという風に毎ルール化しておくと良いです。
まとめ
- 「背面」は触ることが
少ない表紙の背景に活用 - 「背面」・「前面」にする
オブジェクトはルールを決めておく
以上、Wordの文字列の折り返しにある背景についてその活用法をご紹介しました。
これ以外にもExcelやPowerPointで気になることがありましたら
ぜひコメント等で書いてみてください。
答えられる範囲で答えてみます。
それではまた来週～。
