
どうも、カテナリーです。
普段は図書館業務や趣味などで
Officeソフトを活用している者です。
今週はWordの表紙について。
学術論文風の表紙を作ってみようという話です。
普段使っているお手持ちのWordでもコツさえ掴めれば、それっぽいものを作ることができます。
コツはテキストボックスの活用です。
学術発表の会場等でよく見る表紙、および文章は主にLATEXを使って作成することが多いです。
LATEXの説明は今回省きますが、これはコードに沿って書けば奇麗なレイアウトで表紙を作ってくれます。
ただ、書き方を知らないと難しく慣れるまでに時間がかかります。
さらに、環境構築もいるので初心者には不向きなんです。
では、それをWordでどうやってくるのか実際に見ていきましょう。
下準備
テキストボックスの挿入前にページを区切りましょう。
表紙にする1ページ目に何も書いていない状態で「Ctrl+Enter」を押します。

見た目上で変化が分かりにくいですが、ページ数が増えています。
これは改ページを挿入しています。
文章の途中からでも、次のページに無理やり進めることができる機能です。
表紙にはテキストボックス以外の文章は何も入れないのでこれでOK。
テキストボックスの挿入
横書きのテキストボックスを使用します。
タイトルと著者名で2つ挿入します。
(皆さんが考えているレイアウトによってはそれ以上でも可)

それぞれのボックスに書かれた文章は中央揃えにしておきます。
この時、配置はまだ設定しなくても大丈夫。
あと、テキストボックスの枠線も消すことも忘れず。

レイアウト機能できれいに揃える
挿入したテキストボックスを表紙の中央に揃えます。
ここではドラッグや十字キーで調整することはせず、「配置」機能を使います。
挿入したテキストボックスを2つとも選択した上で、「配置」の中にある「左右中央揃え」を選択します。
この時、「用紙に合わせて配置」にチェックが入っていることを確認してください。

すると、テキストボックスが用紙の真ん中に移動します。

あとは上下の調整をしていい感じに仕上げましょう(投げやり)。
おすすめは、Shiftキーを押しながら上下ドラッグ移動です。

タイトルと名前だけでは寂しかったので、作成日もつけてみました。
まとめ
ポイントのおさらいです。
- 改ページで余計な文章を入れないようにする
- テキストボックスを使う
- 位置は配置機能を使って整理
以上、学術論文風の表紙を作る方法でした。
これ以外にもExcelやPowerPointで気になることがありましたら
ぜひコメント等で書いてみてください。
答えられる範囲で答えてみます。
それではまた来週~。