カテナリーのオフィスブログ

柔らかすぎず、硬すぎず。Officeソフトのあれこれを記録。図書館司書としての本のご紹介も。

【データラベル】勘違いで作れなかった散布図のグラフ【巻込注意】

カテナリーです。

今週は、先週書いた散布図グラフの作り方で
書けなかった散布図グラフが作れない話。

catenarylabo.hatenablog.jp

業務などで触ってみても
なんか思った通りにならなくて自分なりに
原因を解析してみたらどうも先入観が邪魔していました。

この先入観と言うのは他のグラフを作っている時の方法。

もし同じような理由で躓いている人がいたら
ぜひ参考にしてください。今回はそんな自戒録。

初めに他のグラフの作り方を説明している関係で
結論がかなり後の方になったので
それだけ知りたい方は目次2番目の章を先にどうぞ。

よく使用する棒グラフの作り方

前回の散布図で使用したX値,Y値のデータを
もとに解説していきます。

Excelでグラフを作る場合、
データを範囲指定する必要があります。

使用頻度が多い棒グラフを作る場合は
画像の通りラベルを含めて範囲指定します。

この状態で棒グラフを指定すればOK。

円グラフや折れ線グラフなども
ラベルを含めて範囲選択すれば
まずグラフを作ることはできます。

円グラフの場合

折れ線グラフの場合

今使っているデータの性質上、
違和感が半端ないですが
一応グラフはラベルを含めて範囲選択すれば
簡単にそれっぽいものが作れますよという話です。

散布図は同じ様に範囲選択すると失敗する

では散布図の場合はどうでしょう?
棒グラフと同じ様にラベルを含めて
範囲選択した上でグラフを作ってみましょう。

なんだこれ????

たしかに散布図は作れましたが、
こちらが想定しているような図にはなっていません。

軸はかろうじて意味を成している(?)ように
見えますが、点の数が倍になっているので
これは失敗です。

正しい作り方は、先週の記事を
ご覧いただいてほしいですが
散布図を作る時のコツとしては
範囲選択するデータは原則2列
ではないかと思います。

点のばらつきを表現する散布図は
1つの点に対して2つしか情報が入れられません。
そのため、3つ以上の列を入れてしまうと
こちらが意図しないような動きになるのでしょう。

まとめ

本日のまとめです。

  • 大半のグラフはラベルまで
    範囲選択すれば作れる
  • ただし散布図は
    ラベルを含めず2列まで

以上、今回は散布図の失敗ばなしと考察でした。
これ以外にもExcelPowerPointで気になることがありましたら
ぜひコメント等で書いてみてください。
答えられる範囲で答えてみます。

それではまた来週~。