カテナリーのオフィスブログ

柔らかすぎず、硬すぎず。Officeソフトのあれこれを記録。図書館司書としての本のご紹介も。

【悩む人多数】Wordで文章の行間を狭くする方法【グリッド線が悪い】

どうもカテナリーです。今週はWordの行間について。

Wordでは改行などで行をまたぐ場合、
その行間が広くなってしまう場合があります。
自分は未だにWord 2019(サポート期間がもう終了するので注意)を
使っているのですが、職場で使っているMicrosoft 365だと、
デフォルトでも異様に行間が広いように思えます。

この行間の調整は、Wordの段落設定を見る必要があります。
一緒に見ていきましょう。

段落画面の出し方①

文章の行間については、段落画面で確認します。
段落画面という呼び方はあまり一般的ではないのですが、
このブログではそう呼ぶことにします。
(出てくるオプション画面にそう書いてあるので…)

上のメニューにある「ホーム」に「段落」があります。
その右下に右下方向に向いて矢印がある記号があります。

これを選択すると、オプション画面が表示されます。

この画面が出てきたらOK。これが段落画面です。

段落画面の出し方②

画面の出し方は他にもあります。
同じく「段落」の中にある「行と段落の間隔」から
「行間のオプション」を選択することでも出せます。
上下の矢印とプルダウンメニューを出すボタンがある
アイコン(下図参照)から選べます。

段落画面の出し方③

文章を右クリックすることで出るメニューからでもいけます。
右クリックで出てくるメニューから「段落」が出てくるので
それを選択することでも段落画面を出すことができます。

ちなみに、キーボードだけの操作でも可能です。
その場合、「Shift+F10キー」から「P」を2回押してEnterキーです。

ここまで設定画面を紹介していきました。
次からいよいよ実際の設定に触れていきます。

段落画面から行間を狭くしてみよう

行間を調整するためには、段落画面にある
間隔の項目をいじる必要があります。
一見すると行間の数値を変えれば良さそうなのですが、
選べる選択肢に行間を狭くするものがありません。

で、もう少し見てみると

「1ページの行数を指定時に文字のグリッド線に合わせる」

という項目があります。

これがチェック状態だと行間が詰まりません。
このチェックを外してOKしましょう。

これで行間を詰めることが出来ました。
蛇足ですが、長文すぎるほど文字が詰まっていると
見にくかったりするので段落画面から再度調整した方が
いい場合もあります。今回は端折りますが…。

なぜ行間が広くなる?

これは、Wordの左側に表示されているスクロールバーの
数字に合わせて、文字を並べるという意味になります。

フォントのサイズが大きかったり、種類によっては
全てのグリッド線上に文字が入らず、次のグリッド線に
文字を入れます。これが行間が異様に広くなってしまう原因です。

ちなみに文章以外にも、図形の挿入とかでも影響するので
なんかうまい事配置できないなあと感じたら
この設定を怪しんでください。

まとめ

結論から言うと

  • 行間が広いのはグリッド線が悪い!
  • 狭くするなら段落画面から設定する!

この段落画面も見た目では分かりにくいところを設定するので
初めて触る人には結構壁に当たる部分だったりするのかもしれません。
(職場でそういう相談を実際受けた経験有)

今回はWordにおける行間を狭くする方法をご紹介しました。
これ以外にもExcelPowerPointで気になることがありましたら
ぜひコメント等で書いてみてください。
答えられる範囲で答えてみます。

それではまた来週~。